殺陣の魅力と始める理由

今年に入り「無限の住人」や「忍びの国」等時代物の映画が公開されますね。時代劇はTVで見る機会が減っていますが、毎年何等かの作品が映画化されたり、時代小説は毎年新作が作られています。日常生活とは繋がりが薄い時代劇ですが無くなる事無く続いています。

時代劇の1つの見どころである「殺陣」は少しずつ姿を変えてはいますが、刀ブームが起きたりなど衰える事無く存続しています。

今回は「殺陣」を始めたきっかけや魅力はどのような所にあるのかを実体験を含め書いていき、これから始めてみたいと思っている方向けな内容にしていきたいと思います。

目次

1.殺陣を始めた理由

1-1.役者のスキルとしての殺陣

1-2.ストレス解消としての殺陣

1-3.子どもの教育としての殺陣

1-4.カッコよくなる為の殺陣

2.殺陣を始めるには

まとめ

 1.殺陣を始めた理由

役者をやられているかたはスキルとして殺陣を始めるという方は多いかと思います。現在サムライブでは役者のみではなく、サラリーマンやOLの方、役者を目指している訳では無い学生さんも多く在籍しています。皆さんそれぞれに始めた理由があり、それは様々ですが多い物を簡単に紹介していきたいと思います。

1-1.役者のスキルとしての殺陣

サムライブの生徒さんの半数程度が役者さんや役者に興味のある方々です。役者を目指している方は自分のスキルとして殺陣を習得する為に、役者として活躍されている方は今度の舞台の為に、この前やった舞台で初めて殺陣をしてスキルとしてほしいと思ったから等が多いです。

最近レッスンに参加された生徒さんの殺陣を始めた理由が、最近どのオーディションも殺陣が出来るかどうかを聞かれるそうで、殺陣が必須に近いスキルになっているような気がしたからサムライブでレッスンを受けに来たとのことでした。

自身も舞台に出演することがあるのですが、殺陣が少しでも出来るか、まったく出来ないかで付けられる殺陣にかなり違いが生まれるため、上手にできなくても歩き方や最低限の技は出来るようにした方がオーディションで有利になる為、特技に出来なくともスキルとして持っていた方がいいかと思います。

1-2.ストレス解消としての殺陣

サムライブでは「カルチャーコース」というコースがあります。

このコースはストレス解消や運動不足解消を目的としたコースなので、役者志望の方はあまりいませんが、下は小学2年生、上は70歳まで幅広い年齢の方が一緒に殺陣をしています。

このコースに参加されている方に殺陣を始めたきっかけを聞くと、小さい頃時代劇が好きで殺陣をやりたかったが殺陣を出来る所が無かったから、仮面ライダーが好きだから、この前見た舞台で殺陣を初めてみてやってみたいと思ったから等理由は様々です。

殺陣は殺し合いの芝居をするので非日常を過ごす事ができ、殺陣では相手に攻撃をする際に声を出したり、斬られたら斬られた声を出したりと声を沢山使うのでストレス解消にはもってこいなのです。

それだけではなく、チームワークも必要とするため立ち廻りが上手くきまった時の爽快感は斬り役、斬られ役問わず気持ちがよく、ストレス解消になります。

1-3.子どもの教育としての殺陣

サムライブには役者さん向けの「初級~上級コース」とストレス解消・運動不足解消・趣味としての殺陣を目的とした「カルチャーコース」以外に「キッズコース」と「剣舞コース」があります。

キッズコースは中学生以下を対象としたコースで現在5歳~中学生が一緒にレッスンを受けています。

キッズコースは歴史に興味がある生徒さんや仮面ライダーや忍者が好きな生徒さんが沢山います。

キッズコースでは殺陣の技術ももちろんレッスンするのですが、色々な人と稽古をする事を大切にしています。最初稽古前の礼を嫌がってしなかった子がしっかりとあいさつが出来るようになったりとキッズコースの生徒さん達の小さな成長を毎日見る事が出来ています。

キッズコースではレッスンをしているこちら側が驚く事が沢山あります。

殺陣を行っていく上で、相手を待つという事が意外と難しいのですがキッズコースの生徒さん達は教えなくても相手の体制が整うまで待ってから手を行う事が自然とできてしまったりするのです。

キッズコースは新しく入った生徒さんともすぐにみんなが仲良くなるので、やはり殺陣はコミュニケーションツールなのだなと思う所があります。

1-4.カッコよくなる為の殺陣

これまでサムライブの立ち廻りを行うコースの入会した理由などを中心に見ていきましたがどのコースも共通している目的があります。

「かっこよくなりたい」・「普段と違う自分になりたい」という理由です。

役者さん向けの「初級~上級コース」では役者としてカッコよく殺陣を出来る用に、趣味目的の「カルチャーコースでは」この前見た舞台の殺陣がかっこよくて、ああなりたいと思って始める方が沢山います。

時代劇を見てもそうですが、刀を美しく扱い敵を斬っていく姿はかっこいいですよね。

新しい自分を発見する為に殺陣を始める方も少なくはありません。

2.殺陣を始めるには

興味があっても「殺陣」を始めるのには最初の一歩を踏み出すのには中々難しいところもあるかと思います。

私が殺陣を始めた理由は「何か新しい事をしてみたい」という所から始まりました。

そもそも私は殺陣を始めるまで「舞台」を観劇した事も無かったですし、「殺陣」の認識は小さい頃おじいちゃんとみた時代劇で一番面白いシーンという程度でした。

私自身体が利く方では無かった為、最初は摺り足で歩くことも出来ずキレイに真っ直ぐ刀を振る事も出来ませんでした。数年殺陣を続けてようやくまともに歩く事が出来、刀をそれなりに振る事ができるようになりました。

これを聞くと運動が苦手な方は殺陣を始めるのを敬遠してしまうかもしれませんが、そこで臆病になる必要はありません。

これはお世話になっている殺陣師の方から殺陣を始めたばかりの頃に言われた言葉なのですが、「上手・下手ももちろん大事だけど、それは続けていけば必ず一定のレベルには行けるもの。大切なのは刀という凶器を扱っている意識と一緒に立ち廻りをしている人の事を考えて殺陣が出来るかどうか」という事をおっしゃっていただきました。

言われた当時は少ししか意味は分かりませんでしたが、殺陣を続けた今振り返るとこの言葉の意味がとても分かります。

殺陣は一人ではできません。一番大事なのは殺陣へ取り組む姿勢と一緒に殺陣をしている人への気遣いが出来るかどうかだと思います。

これは持論ですが、相手の事を気にせず行っている殺陣はいくら手が凄くても、なんだか面白くないという印象を受けます。そこまで技術はなくとも目の前の相手と真剣に戦っている方が観ていて面白い殺陣の事が多いです。

初めてやる事に対して抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、私自身まともに殺陣が出来る用になったのに数年かかりましたので、丁寧にレッスン致します。

ご興味がある方は是非一緒に殺陣を初めてみませんか。

まとめ

今回は殺陣を始めて見ようと思っている方に向けて書きました。

殺陣を始める理由は人それぞれですが、少しでも興味のある事は一度しかない人生ですので挑戦してみることをお勧めします。

やはり殺陣は複数人でやるものなので、周りの人に迷惑をかけるのではと心配になる気持ちも分かりますが、誰もが通る道ですのでそこはあまり気にしなくて大丈夫かと思います。

先程も書きましたが、私も最初にとても苦労したのですが、上手に動けなくても殺陣の楽しさを感じる事が出来るので是非一度殺陣体験にお越しいただくのはいかがでしょうか。