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外国人に人気の日本観光スポット オススメ

殺陣の知識

日本は今や観光地として世界観光地ランキング上位に入り込もうとしている。 3年前(2012年)は惜しくも30位以内に入れなかったが、一昨年(2013年)に遂に27位となり、去年(2014年)はなんと22位という驚異的な スピードで順位を上げている。
ここ数年で一気に観光客数を約二倍に増やし、世界の日本に対する関心が強まってきている。 それほど外国から観て日本が魅力的なのだろう。
一体、日本の何が魅力的なのかデータを交え、最近日本文化体験が流行りの理由も見てみたい。

目次

1.旅行者の動向データ

1-1.訪日外客数
1-2.旅行消費額
1-3.訪日前に期待していたこと

2.人気の日本の歴史・伝統文化体験

2-1.着付け教室
2-2.忍者体験
2-3.サムライ体験

3.サムライ体験【殺陣教室 サムライブ】

3-1.着付け
3-2.礼儀作法(正座・礼)
3-3.サムライの動作・所作の稽古
3-4.サムライになる
3-5.記念撮影

1.旅行者の動向データ

果たして、今一体どういった外国人が日本に多く来ているのか?
日本に何を求めて来ているのか?何にお金を支払っているのか?
2015年の最新データを元に気になる疑問を見ていきたいと思う。

1-1.訪日外客数

2015年の4~6月期の訪日外客数は501万人となり、前年同期の338万人に比べて、48.0%も増加している。
本当に増加したのはここ数年で、2010年~2012年はほぼ人数が変わっていないのだ。
直接的な要因はわからないものの、2013年に日本でのオリンピック開催が決まり、世界中から日本が注目されたのも少なからず関係しているであろう。

訪日外客数の増加は欧米もあったが、著しく増加した国は『東アジア』である。
特に、中国人の人数が昨年の二倍近くまで増えたのは驚く結果である。

1-2.旅行消費額

訪日外国人の旅行消費額は8,887億円。前年同期の4,870億円より82.5%増加している。
もちろん人数が増えたため当たり前の結果である。中国人の訪日外客数が大幅に増加したことに伴い、同国の旅行消費額は前年同期に比べて、三倍以上になった。東アジアのお金の使い方としては、『買い物』に多く使っているようだ。

欧米は『娯楽・サービス費』に多く使う傾向があるようだ。

日本に観光した際にお金を一番使う中国でも、『娯楽・サービス費』に使う金額は欧米の役半分である。
このように見ると、国や地域によって日本に来る目的が違うのだと感じる。

1-3.訪日前に期待していたこと

全国籍・地域の中で「訪日前に期待していたこと」を調査した内容である。(2015年4~6月期)

トップにくるのは
・日本食を食べること
・ショッピング
・自然・景勝地観光
・繁華街の街歩き

などがほとんどを占める。
ただ、欧米に注目すると、『日本の歴史・伝統文化体験』の項目が上記の内容とほぼ同順位にあるのだ。
日本の象徴である『サムライ』はやはり世界の注目だということがわかる。
確かにサムライは今の日本人の精神性を支えている大事な存在である。外国人から見ても尊敬する存在なのだろう。

そこで次の章で、日本の人気な「歴史・伝統文化体験」を挙げてみた。

2.人気の日本の歴史・伝統文化体験

日本に来た際に、自分が体験できるもので人気になってきているものはどんなものなのか見ていこう。

2-1.着付け教室

日本=サムライ、というイメージが強いからなのか着物を着たい人は非常に多いそうだ。
そして、その格好で街を歩くというものだ。
『関西で言えば京都、奈良。関東で言えば浅草』など時代劇映画などで観る昔ながらの町が残っているところは多くある。
景色を見て感じるだけでなく、自分自身もその町に溶け込み、さながらタイムスリップした気分を味わいたいのだろう。

ホテルの旅館に行っても、浴衣を着たいという外国人は多いそうだ。
着物は外国人にとって魅力的に映るのであろう。

2-2.忍者体験

日本人といえば『サムライ』『ニンジャ』『ゲイシャ』といったイメージが非常に強い。
日本はサッカーのチームを『サムライブルー』、野球を『侍ジャパン』など『サムライ』のイメージを強く持っているが、外国人からすると日本=忍者のイメージも強いようだ。

忍者はアメリカでも『ミュータント・タートルズ』など忍者をモチーフとした作品が存在し、人気を博している。また『NARUTO』が海外で人気コミックのため忍者の認知度は著しく上がっている。

忍者の動きは、ぴょんぴょん跳ねたり、不思議な術を使い、手裏剣という武器、そして何より戦うと強いためカッコイイイメージが強い。
海外の人は、日本に来て忍術を一つでもマスターし、自国の仲間に見せたいのだそうだ。

2-3.サムライ体験

さて、日本で最近体験できるものとして、一番人気なのはこの『サムライ』体験だ。

本当にここ最近急に人気になってきたのだが、理由は『東京オリンピック』が決まってからだろう。日本とはどういった国なのか、といったことに世界中が興味を持っている。
そこで日本自体も『日本はサムライの国』だと押すようになってきたのが要因であろう。
それは日本国民のほぼ全員、また世界の人々にも共通のことであるように思われる。
海外で活躍する者のことを『日本のサムライが…』といったように表現している記事を良くみるであろう。

また外国人も『サムライ』といったものの格好、そして精神性に憧れるそうだ。また『刀』といったものにも興味を持つものが多い。

3.サムライ体験【殺陣教室 サムライブ】

>>外国人・国内観光向け殺陣・侍体験プラン>>

最後の章では、そんな人気な日本の伝統文化体験を全て体験できる場所がある。
殺陣教室サムライブでは『サムライ体験』といったプランをご用意している。
殺陣といった所謂『ちゃんばら』を体験して頂くプランだ。

時代劇の映画などで観る『サムライ』になりきってもらい、稽古をし、最後に映画のワンシーンのチャンバラシーンを行うといったものだ。
基本時間70分といった内容で行えるため他の旅行プランに組み込みやすい内容となっている。

以下に簡単な流れを説明する。

3-1.着付け

まず初めにサムライの着付けをしてもらう。
着物を着てもらい、帯を巻き、袴を履く。そして木刀ではなく、刀(模造刀)を身につけてもらう。
格好だけで言えば、誰もが想像するサムライの格好である。

さて、まだこれだけでは外見がサムライになっただけで、中身が伴っていない。
この後にサムライの精神性や動きを獲得するために稽古をしていく。

3-2.礼儀作法(正座・礼)

サムライというか、日本人の精神で大事なのはこの『礼儀作法』である。
『武士道』と呼ばれるものは、精神について書かれている。
この精神はしっかりとした挨拶や姿勢、気持ちに宿るものと考えている。

まずは何事も挨拶から始める『礼に始まり、礼に終わる』日本の精神をここで感じてもらいたい。

3-3.サムライの動作・所作の稽古

サムライは私たちが普段の生活では使わない筋肉を使い、刀を振り、動いていた。
なので、意識しなければできない動きばかりである。

例えば、『胸を張って歩く』なんてことを意識したことある人はいるだろうか。
武士は自分を格好良く、大きく見せるためにそうしていたと言われている。
また、体を上下させずに歩く『腰を一定にさせる』などをしたことある人もいるだろうか。

他にもたくさんあるが、サムライにはこうした特別な動きがあるのである。

所作というのは動きの順番や決まりのことである。
お辞儀の仕方(角度)、刀の置き方、座り方など動きに順番が存在する。
お辞儀の角度で言えば、相手によって変わるのだが、基本的には腰から背筋を伸ばして頭を下げ、全体が常に見える角度までしか下げないようにする。
これはいつ何時誰に攻撃されても対応できるようにするためだ。

こうした所作や動作がたくさん存在するので、その大事な部分を覚えてもらう。

3-4.サムライになる

さて、着付けをし、挨拶を学び、所作や動作を稽古して外見的にも内面的にもサムライになったらいよいよ、『チャンバラシーン』である。

簡単な動作の順番を覚えてもらい、映画やテレビで観る『時代劇の役者』になってもらいます。
相手をズバッと斬る感覚はとても気持ち良いものです。
お芝居の中で強いお侍さんを演じましょう。

立ち回りの映像は撮って頂いて構いませんので、思い出に持って帰って頂けます。
形に残るものではなく、『想い出』をお土産に。

3-5.記念撮影

最後にお好きなポーズをして頂き、撮影するお時間を設けております。
刀を抜いて格好良い格好して頂きたい場合は、仰って頂ければ当教室の指導員がカッコイイ構えをお教え致します。

皆様で撮って頂いても構いませんし、お一人で撮っても構いません。
せっかくのサムライの格好ですので、是非写真をお撮りください。
自分の国に帰られた時お友達やご家族に『サムライになってきたんだ!』と自慢しても良いでしょう。

まとめ

日本観光をされる外国人が非常に増えてきた中で、日本の価値を試されている気もする。
外国に対して、自分の国が誇れるものは一体何なのか改めて、それぞれが問い、日本人らしくあってもらいたいと感じる。

私ができることは、『サムライ』という日本が誇れるものを、もっと多くの方に体験して知って頂くことだ。日本伝統文化である『殺陣』をもっと外国人、日本人自身にも知ってもらいたい。
東京オリンピックが来るまでに、もっと『日本』が『日本らしく』あれるようこれからも頑張っていきたい。

『サムライ』体験をされたい方がいらっしゃいましたら「お問合せ」にご連絡くださいませ。
どうぞ宜しくお願い致します。

五代新一

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